ロゴ
奈良県生駒市山崎町21-28 0743-72-1661

ちょうちょ通信 補完食(離乳食)を始めましょう

始める目安

生後5、6カ月頃になると、人が食べているところをじーっと見つめたり、食べ物に手を伸ばしたりと興味を持つようになってきます。

このように赤ちゃんが食べ物に興味を示したら食事を始めてみましょう。

食べる機能の基本は舌と口の運動ですが、この時期はまだ前後にしか動かせません。食べものを上唇で取り込み→舌でのどに送り込み→お口を閉じてゴックンと飲み込むのがやっとです。

大人には無意識で出来ていることですが、飲み込むまでの一連の動作は何度も練習しなければ出来ません。だから飲みこめずに口の端からダラダラ出てきたり、ベーッと出してしまうのは当たり前です。最初から上手くできるとは思わずに、赤ちゃんの初めて体験を見守ってあげましょう。食べることが楽しくなるといいですね。

  • 口の周りに食べ物が付いたままだと、かぶれて赤くなることがあります。
  • 食事が終わったら口の周りを拭くようにしましょう。
  • できれば濡らした布の方がきれいに拭けて、さっぱりと気持ちいいでしょう。
  • 予め口の周りにワセリンを塗っておくのも良いですね。

楽しい雰囲気で~お母さんの笑顔が大切です~

生後3ヶ月頃の赤ちゃんでも、大人の表情を真似する「表情模倣」をします。

授乳中や食事中にお母さんがにこやかにしていると、赤ちゃんも安心してほほえみます。逆に不機嫌な表情を見せると、赤ちゃんも不機嫌で不安な表情になります。このように授乳や食事はコミュニケーションの場としても重要です。

授乳中にスマホやテレビに気を取られていることはありませんか?

授乳タイムは社会性やコミュニケーション能力を育てる大切な時間です。なるべく赤ちゃんに向き合って、話しかけたり頭や足をなでてあげたりするとよいですね。

授乳中や食事中にお母さんが笑っている

  • 赤ちゃんも真似をして笑顔になる。
  • 食事は楽しいものだと覚える。

楽しくない環境で食事をすることは、
消化、吸収にも影響します。

2025年1月更新

子育て応援講座「もぐもぐ広場」は、赤ちゃんと遊びながら、情報をシェアする「ごはんと遊びのおしゃべり会」です。詳しくは、子育て応援事業 をご覧ください。

その他のちょうちょ通信を見る